新型ノロウィルス２０１５大流行のおそれ？予防法と対策を解説
今年の冬は
インフルエンザだけではなく
新型ノロウィルスが大流行のおそれが
あるようで厚生労働省が注意喚起しています。
食中毒や感染性胃腸炎を引き起こす
ノロウイルスの新型が国内で増えている、
とする調査結果を
川崎市健康安全研究所がまとめた。
病原性はこれまでと同程度とみられるが、
多くの人は免疫がないため、
流行期の秋から冬にかけて
患者が急増する恐れがあるという。
人間が感染するノロウイルスの遺伝子型は約３０種類あり、
主に流行していたのは「ＧII・４」という型。
しかし、昨年３月に「ＧII・１７」という遺伝子型の変異株が
初めて川崎市内で検出された。
市内では１～６月に新型が
３６人から見つかったのに対し、
ＧII・４は１７人だった。
新型は長野や埼玉、栃木、三重、大阪の５府県でも
見つかっているほか、
中国や米国などでも確認されているという。
川崎市健康安全研究所の担当者は
「患者数が増えれば重症者も増える。
抵抗力の弱い高齢者や子どもは
特に注意してほしい」
と呼びかけている。
ノロウイルスは患者の便や吐いた物に含まれ、
手や食べ物に付着して体内に入る。
予防には手洗いの徹底が重要という。（南宏美）
健康な大人だと免疫力が高いため、
感染症にかからなかったり、
風邪程度で済むことが多いのですが、
新型はそんな大人相手でも
胃腸炎を引き起こす傾向がある
と指摘されています。
ノロウィルスについて調べてみました。
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ノロウィルスとは
ノロウィルスは寒い時期になってくると
増えてきます。
ノロウィルスの大きさは
直径０．０３マイクロメートルです。
大腸菌の大きさは
最大６マイクロメートルですので
すごく小さいことがわかります。
ノロウィルスの症状
・ 発熱
・ 下痢
・ 嘔吐
・ 吐き気
・ 悪寒
・ だるさ
などです。
ノロウィルスの感染経路
ノロウィルスの感染経路は
・ ノロウィルスに感染した食品
・ ノロウィルスが舞い感染（空気感染など）
・ 感染者の手・おう吐物・排泄物
などです。
ノロウィルスに感染すると
便１グラムに約１億個
おう吐物１グラムに約１００万個
ノロウィルスが存在するといわれています。
そして
ノロウィルスが約１００個
体内に入ると
感染する可能性が高いです。
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ノロウィルスを退治するには
ノロウィルスは強くてしぶといので
徹底的に退治することが必要です。
ノロウィルスは
・ マスクしても完全に防げない
・ 数週間生きる
・ 熱に強い
８５度～９０度の熱湯を９０秒以上かけないと死なない
・ アルコール消毒は効果が低い
です。
ノロウィルス感染者が出た場合
すべてを
次亜塩素酸ナトリウムを含む
塩素系漂白剤の溶液で消毒します。
赤ちゃんがいる家庭では、
除菌力が高くても、薬品は・・・。
と言う方も多いと思います。
そういった方には、
次亜塩素酸水といった、
赤ちゃんが居ても使えるようなタイプのものもあるので、
正しい予防法で健康を守るよう心がけましょう。
溶液の作り方
床に広がった汚物などの処理用
水５００mlに市販の漂白剤１０mlを溶かして作ります。
消毒用
水２lに市販の漂白剤１０ｍｌを溶かして作ります。
溶液を使用するときは
十分な換気が必要なのと
金属部分に使用した場合は
１０分経ったら水拭きしたほうがいいです。
（腐食防止のため）
手洗いの仕方
消毒ではなくウィルスを洗い流すという考え方で
手を洗ってください。
手のひら
↓
手の甲
↓
指先・爪の間も入念に洗います
↓
指の間
↓
親指回り
↓
手首も忘れずに洗います
できれば２回繰り返します。
まとめ
いかがでしたか。
新型ノロウィルスは免疫がないため
感染が拡大しやすいので
感染しないように予防することが
大切です。
手洗いをしっかりしたり
消毒などで
予防していきましょう。
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