ワインを楽しむなら、赤ワイン・白ワインのどちらを選びますか?

前回、美味しいぶどうの食べ方を紹介したところ、

ぶどうといえば、ワインですね~

というご意見を頂きました。

 

ワインになるぶどうの

種類ってどんなのかしら

と、疑問になったので

ワイン好きの、お友達に

聞いてみました。

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今回は、ワインについてちょこっとだけ得た

知識ですが

紹介したいと思います。

no titleの画像 プリ画像

 

ワインと葡萄酒の違い

まず、葡萄酒は

ぶどうを原料として醸造したお酒。

 

ワインは、

ぶどうを原料とし醸造したお酒ですが、

ぶどう以外にも、原料に使われます。

果物を原料として醸造するお酒なんですね。

 

キュウイフルーツやパイナップルなども

あります。

 

その場合、キュウイフルーツワインなどと

つかっている原料を名前にしています。

単に、ワインといえばぶどうが使われています。

 

単に、葡萄酒=ワインと考えた方が

いいようです。

 

win 英語

vin フランス語

wein ドイツ語

vino イタリア・スペイン語

vinho ポルトガル語

 

世界では、収穫された、ぶどうの8割が

ワイン生産。

1割が生食用、残りが乾果用だそうです。

 

日本では、9割が生食、

1割が醸造用になっているようです。

 

ぶどう栽培

ぶどう栽培に適した土地は

年間平均気温10~20℃の北緯30~50度、

南緯20~40度なのだそうです。

 

全世界、約60カ国から

合計約2800万kl生産されているというのです。

驚きですね。

 

生産国首位はフランス

日本のワイン生産量は

世界のランキングの30番目位だそうです。

 

ワインはその地域の気候条件や地質の差により、

多様で個性のある味わいになります。

 

フランスは質、量においても、歴史の古さにおいても

世界有数のワイン生産国で、

私達日本人には最も良く知られています。

ドイツには冷涼な気象条件を克服してつくる

特有の白ワインがあり、

 

ワイン造りの歴史の古いイタリアでは、

全土に広がる産地から、

 

それぞれ特徴をもったワインが生産されています。

また、ヨーロッパ移民によってワイン造りが始まった

ニューワールドと呼ばれる

南半球の国々のワインも最近人気を博しています 。

 

世界のワイン生産量の上位3か国は イタリア、フランス、スペインの順になります。

1位 イタリア 48,633千hl 18.1%
2位 フランス 41,429千hl 15.4%
3位 スペイン 34,630千hl 12.9%
4位 アメリカ 19,200千hl 7.1%
5位 アルゼンチン 14,677千hl 5.5%
6位 オーストラリア 12,431千hl 4.6%

(表.ワイン生産量順位 単位hlはヘクトリットル、100リットルの事。)
※ポルトガルの生産量は6,000千hl程度ですが、

輸出量では第10位にランクインし、

一人当たりの消費量では世界第3位に位置します。2013年資料

 

主要ブドウ品種

フランス

フランスワインは世界中で最も有名ですね。

一本数十万円するボルドーの5大シャトーを始め、

百万円以上するワインもあるそうです。

主要ブドウ品種:

メルロー、グルナッシュ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール

 

イタリア

イタリア料理の普及とともに

イタリアワインも、よく飲まれるようになってきています。

主要ブドウ品種:

サンジョヴェーゼ、トレッビアーノ

 

スペイン

主要ブドウ品種:

テンプラリーニョ、アイレン

 

アメリカ

アメリカの90%以上のワインはカリフォルニアで

生産されています。

主要ブドウ品種:

カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ

 

アルゼンチン

アルゼンチンのワイン生産量は毎年伸びているようです。

主要ブドウ品種:

 

マルベック、シャルドネ

 

オーストラリア

オーストラリアは

主に輸出用にワインがつくられます。

主要ブドウ品種:

シラーズ、シャルドネ

 

ドイツ

ドイツのワインは香り高い

白ワインとして知られています。

ドイツのワインは主にスペインやイタリアへ輸出されています。

主要ブドウ品種:

リースリング、シャルドネ

 

南アフリカ

主要ブドウ品種:

シュナン・ブラン、コロンバール

 

チリ

日本はチリと特恵関税の協定があるため、

非常に安い値段で輸入されます。

主要ブドウ品種:

カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ

 

ポルトガル

 

主要ブドウ品種:

トウリガナシオナル、トウリガフランカ、

ティンタロリス、アルバリーニョ

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ワインの特徴

赤ワインは、黒系ぶどうから作られ

白ワインは緑色系ぶどうから作られます。

 

黒食系ぶどうでも果肉に赤い色素がないものは

白ワインの原料になります。

 

ワイン用のぶどうは甘みが強く

適度に酸味があるものが適していると言われています。

 

有名な品種では、

赤ワイン用のカベルネ・ソービニヨンやメルロー

 

白ワイン用では

シャルドネリースリングなどがあります。

 

日本独特の品種では

赤ワイン用のマスカット・ベリーA

白ワイン用の甲州が代表的ですね。

 

赤ワインの特徴

ボジョレーヌーボー解禁!の画像(プリ画像)

美しい赤い色と渋み

赤い色素は、黒色系ぶどうの果皮に

渋みは種に含まれています。

 

ご存知でしたか?

酵母が直接アルコール発酵できる糖度は、20%だそうです。

2週間ほどで12~13%アルコールを分を持つ

赤ワインができてきます。

 

出来立てのワインは

渋みと酸味が強いため2~3年貯蔵して風味を整えます。

 

白ワインの特徴

ブドウと白ワインの画像(プリ画像)

白ワインはブドウの果汁を発酵して作ります

ぶどう1㎏から720㎖のワイン1本分の果汁が取れます

 

白ワインでは甘口・辛口のなどタイプに応じて糖分を1~5%残して

発酵を止めるようにしています。

 

 

アルコール分11%から12%になったら、

数か月から2年ほど貯蔵して

香味を整えてから分詰めされます。

 

ロゼワイン

鮮やかなバラ色のロゼワインは、

赤ワインと同様

果皮と種の付いたまま

発酵液の色が鮮やかになったところで

取り除き液だけを発酵させてワインに仕上げるそうです。

 

銘柄について

ヨーロッパの多くは

生産地の名前を銘柄にしているのですね。

 

フランス・ブルゴーニュ地方

シャプリ

ボージョレ

 

イタリア・トスカーナ地方

キャンティ

など、よく聞かれる名前ですね。

 

 

白ワイン 赤ワイン ワイングラスのフリー写真素材 fd401455

 

 

今年のボンジョレヌーボー

11月19日が今年の解禁日です。

 

フランスのブルゴーニュ地方

ボジュレー地区で

収穫したばかりの、ぶどうから造ったワイン。

 

その年に収穫された

ぶどうで造られた,新酒。

 

ぶどうが良質であるか確認するためのもの

だそうです。

 

軽くて、渋みもあまり無く

やさしい口当たり。

はじめてワインを頂く方でも、

飲みやすいワインと

言われています。

ボジョレーヌーボー解禁!の画像(プリ画像)

今年は、是非、お試しください。

 

まとめ

おいしいお食事を

大切な人と

楽しむために

ワインは欠かせませんね。

 

好みに応じて、また食事の内容によって

いろいろなワインをお試し下さいね。

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