お風呂でリラックス 一日の疲れを癒す効果的な入浴方法
入浴タイムを有効に使っていますか?
入浴には嬉しい効果が沢山あります。
疲労回復、身体の凝りやむくみの解消、
スムーズな入眠、すっきりとした目覚め
体温を上げる、などなど
リフレッシュに最適です。
しかし、いつもの入浴方法を見直す事で
より効果的な入浴になる事
間違いなしです。
今日から、すぐに試すことができるので、
明日をより良く過ごすために、
是非、最後までお読みくださいね。
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適温
湯温は38℃~40℃。
時間は10分~15分が
よいとされています。
じつは、温度よりも時間に
気を遣うことで、
効果が全然違ってくるんです。
42℃のお湯につかる場合
快適と思うのはせいぜい3分ぐらい
といわれていますね。
それ以上は体にも負担がかかります。
38℃なら15分ぐらいつかっていても
のぼせないですね。
中温反復浴
熱めのお湯に短時間つかり、
休憩をはさんで休みながら
複数回繰り返せば効果は高まります。
40℃のお湯に7分つかり、
身体を冷やしからまたつかる。
3回繰り返すと
合計21分。
38℃のお湯に21分つかり続けるよりも
血行促進効果が高いそうです。
温度が高い分、血液の流れが速まり、
身体が温めたり、冷やしたり
を繰り返すと末梢血管がポンプのように
拡張と収縮を繰り返し血液が流れやすくなります。
このような入浴法を「中温反復浴」といいます。
是非、お試しくださいね。
入浴剤の活用
凝った体をほぐしたいときは
血行促進効果のある
炭酸ガスや硫酸ナトリウムを含んだ入浴剤を
使うと保温効果も加わって肩や腰が楽になります。
血行促進効果が高いのは、炭酸ガス系の入浴剤
(お湯に入れると小さな気泡が出るタイプ)
生姜の汁やミカンの皮やゆずの皮など
身近にある食材にも、
血行促進効果を高める入浴剤として
活用できるものがあります。
炭酸ガス入浴剤が本領発揮するのは
全部、溶けきった後のようです。
泡が消えてなくなるのは、
炭酸ガスがお湯に溶け込んで
有効な炭酸ガス濃度に達しましたというサインです。
お湯に溶けた炭酸ガスは、皮膚に浸透して
血管を広げ血流を増します。
身体を芯から温めて
冷えや凝り、痛みを解消します。
そして、疲れを癒してくれるというわけです。
泡が消えてから1時間半から2時間は、
炭酸ガスがしっかり溶け込んでいて
血管を広げる作用が維持されるんですね。
炭酸ガス入浴剤は
炭酸泉をヒントに開発されました。
効果効用としては、高血圧やど動脈硬化、
切り傷やけどなどの改善。
その効果の源は炭酸ガスの血管拡張作用です。
さら湯に比べ速やかに血流量をあげて
深部体温を上昇させます。
ちなみに、皮膚から吸収された
炭酸ガスは
呼吸によって
体外へ排出されるので
体内に蓄積してしまうような事はありません。
冷えや凝りを和らげたい
疲れを取りたいなら
炭酸ガス入りの入浴剤がおすすめです。
継続的な半身浴は代謝がアップ
一日30分、38℃~42℃のお湯に
みぞおちまで入浴する半身浴を
4週間継続すると
安静時のエネルギー消費量が
一日あたり200kcalも増えたという
データーもあります。
入浴で代謝もアップできるのですね。
身体に負担をかけずよく温まる方法
5分入浴→身体を洗う→10分入浴
心臓への負担をかけず無理なく深部体温を上げるには
この順番がいいとされています。
体力が落ちている人やご高齢な方に向いています。
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香りも有効
ストレスが溜まって落ち込んでいる時は香りを重視。
好きな香りの入浴剤がリラックス効果を生みます。
フルーティー香りやさわやかな香りがお薦めです。
炭酸入浴剤に含まれる
香料や着色料の成分がリラクセーション効果に
良いはたらきをしてくれます。
香料の入っていない入浴剤も
ありますが
多くの入浴剤に入っています。
色も、気持ちを落ち着かせてくれるのに
役立ちます。
この場合
好きな香りや色を選ぶのが
一番効果的です。
自分で炭酸入浴剤作るには
自分でも炭酸入浴剤を
作ることができます。
材料
お湯200ℓに対して
・重曹160g・クエン酸130g
・天然塩40g
・エッシェンシャルオイル(お好み)
作り方
①エッシェンシャルオイルをバスタブに入れる
お好みのオイル3~5滴
②お湯を入れて沸かす
39℃~40℃がお薦め
③重曹・クエン酸・塩を混ぜておき、
沸かしたお湯にすべて入れる。
塩は保温効果を高めるために入れているので、
なくても大丈夫。
④かき混ぜる
5~8回かき混ぜます。
⑤換気
炭酸が沢山発生するので、
人によっては苦しく感じることもあります。
換気扇はまわしておきましょう。
⑥入浴します。
*重曹・クエン酸は食品用を選んでくださいね。
重曹は重炭酸ソーダ(炭酸水素ナトリウム)です。
炭酸ソーダというものもあるので
間違え安いので注意しましょう。
乾燥が気になる時は乳液タイプの入浴剤を。
保湿成分が入浴後の肌を覆います。
保湿用入浴剤というのがあります。
入浴後に保湿用乳液を使ってもいいですね。
浮遊浴のお薦め
身体への水圧の負担を軽くしながら肩までつかる方法。
ぬるま湯のお湯にゆっくり
浮かべばリラックス効果満点。
浴槽の縁を枕のようにして頭をのせて
足裏を底につけて、
身体をお湯の浮力に任せます。
水中にぽっかり浮いている感覚で
リラックスできます。
浮力で身体を支えている
筋肉や関節にかかる負担が
軽くなり身体が解放されます。
身体を伸ばすスペースが必要なので
、家庭のお風呂では難しいことも。
温泉やクワハウスなどで試してみましょう。
*外回りの仕事で疲れきっているあなた
冬は40度のお風呂に15分がストレス解消にお勧めです。
最初の5分間は全身浴のこりの10分間は足の疲れをとる半身浴で。
*朝の眠気をすっきり解消していあなた
身体はっきり目覚めさせるには、
43度熱いシャワーが効きます。
熱いお湯につかると疲れるので注意が必要です。
*冷え性のあなた
38℃のぬるめのお湯に
30分ぐらいつかると、
身体が芯から温まります。
浴槽から出たあと、
特に冷感の強い部分に、
熱いシャワー3分、冷たいシャワー10秒を
交互に5回かけると効果的です。
*肩こり・頭痛がしやすいあなた
38℃~40℃のお湯に
20~30分つかって身体を温め、
上がる数分前に
42℃以上に湯温をあげるという入り方がお薦め。
入浴中に肩や腰を回すなど
軽い運動をしたり、入浴後の体操も効果的。
*ストレス解消には
38℃~40℃のぬるいお湯に
20~30分ゆったりとつかるのがベスト。
副交感神経が働くので、
緊張がほぐれると同時に、
入浴時の浮力効果も加わって
心身共に穏やかな状態になります。
音楽やラジオを聴くのもいいでしょう。
*疲労回復には
38℃~40℃のぬるいお湯につかりながら、
疲れた部分のマッサージを。
筋肉にたまった疲労物質を運び去って、
疲労回復を早めてくれます。
運動の直後より、少し休憩してからの方が効果的。
*安眠には
就寝1時間前ぐらいに、
38℃~40℃のぬるめのお湯に
20~30分ゆっくりとつかり
難しいことは考えず、心身をリラックスさせてましょう。
そして、リラックスしたままベットに。
神経が高ぶっているときは
沈静効果のある入浴剤も効果的です。
いかがでしたか?
ゆっくり入浴している時間がない
というあなたも
たまには、ゆっくり入浴して
心身共にリフレッシュして下さいね。
まとめ
入浴には、疲労回復やストレス発散
リフレッシュ効果が
あります。
湯温は38℃~40℃。
時間は10分~15分が
よいとされています。
今までの習慣により
入り方は様々ですね。
いつもと違う入浴方法で
たまには、のんびりリフレッシュ
してみましょう。
最後まで、お読みいただき
ありがとうございました。
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