上手に病院にかかろう!うまくいく先生とのコミュニケーション

あなたは

具合が悪い時どこの病院へ行きますか?

病院選びは、普段かかったことのない人にとって

難しいことですね。

 

 


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普段、健康な人ほど病院へかかったことが少なく、

いざというときに、どこへ行ったらいいかわからないものですね。

そして、病院へ行ったけど

いまひとつしっくりこない という方のために

受診時のポイントをお伝えします。

 

病院の種類

まず、沢山病院がある中で

どこへ行くのがいいのでしょう。

一般に言われる大学病院と総合病院・個人病院では

病院としてのシステムが異なります。

 

総合病院・個人病院は「医療」を行いますが。

大学病院は「医療」「研究」「教育」を行っているところです。

 

病院の定義

診療所とは、患者収容数19人以下、

または収容施設を持たない医療機関を指します。

クリニックというのは、診療所の別称です。

 

100人以上の患者を収容でき、

診療科目に、内科、外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科を

含む医療機関を俗に総合病院といいます。

そのほかにも、図書室や研究室などの設置も義務付けられています

 

『特定機能病院』

一般の病院などから紹介された

高度先端医療行為を必要とする患者に対応する病院として

厚生労働大臣の承認を受けています。

 

一般の病院としての設備に加えて

集中治療室、無菌病室、医薬品情報管理室を備え、

病床数400以上、10以上の診療科、

来院患者の紹介率が30%以上であることを

条件としています。

 

紹介状を持たない初診患者の受診に

追加料金が請求されるのはこのためです。

 

病院の選び方

突拍子もないと思うかもしれませんが

あなたは、美容室に行くとき、

どんな選び方をしますか?

 

ネットで見る

新しい美容室ができたのでそこへ行く。

友達に聞く。

そんなところではないでしょうか

 

病院選びもかかりつけでなければわからないので

近所の評判を聞く

ネットで調べる

とりあえず行ってみる。

そんなところですね。

上手に病院にかかろう!うまくいく先生とのコミュニケーション

症状を正確に伝える

行ってみないとわからないのが病院の実態ですね。

行ってみてよかったというのはどういう時でしょうか。

 

症状が治った

いい先生だった

話しをよく聞いてくれた

これも、かかる前はわからず、行ってみて初めて分かることですね

 

 

まず、

自分の今の症状を正確に伝えましょう

そして、自分の希望も正確に伝えましょう。

 

どこがつらくて、受診したのか

いつから

どの部分が、どんなふうに

心当たりは?

 

 

診察室に入って、いきなり話し出すのは

得策ではありません。

 

初めての場合(初診)受付で、

問診票を渡されます。

これに、上記の症状をしっかり書きましょう。

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自分(患者さん)は、わかっていますが

先生は、初めてなので聞かないと

わからないのです。

 

たとえば、

 

3週間ぐらい前から熱が出ています。

薬を飲むと朝下がっているので仕事には行ってます。

 

これだけだと、何に困っているのか

わかりませんね。

 

夜になると、38℃くらいの熱が出ますが、薬を飲んで朝はふつうになります。

食欲もあるのですが、熱が続いているのでだんだ心配になってきました。

 

と付け加えるといいでしょう。

 

この場合、持病はあるか。

以前にも同じことがなかったか。

薬は何を飲んだのか。

 

熱が出る時間は決まっているか。

38℃以上の熱か、38℃未満の熱か。

 

関節は痛くないか。

腫れているところはないか

咳や鼻水など風邪のような症状はないか。

頭痛や痛くなるところはないか

 

など聞かれたりしますね。

採血検査や、あるいはレントゲン取ってから

もう一度診察となります。

 

この再診察は

待ってもらって受ける時と

2~3日後に診察という場合があります。

 

緊急性の判断や、仕事中という

配慮なども出てきます。

 

整形外科の場合

1週間前から腰痛がひどくなり、足の先の方までしびれて歩けません。

痛くて痛くて夜も眠れません。

 

この訴えの場合

 

一週間前、突然に腰痛がでて、様子見ながら

仕事していましたが、三日前から足の先まで

しびれがくるようになりました。

 

歩いたり動いたりしなければ大丈夫ですが、

動くとだんだん痛くなります。

 

一番つらいのは、足が痛くて歩けなくなる事です。

仕事に差し支えるので困ってます。

 

この場合、

急に痛みがきたのはどの部分か。

腰痛はもとからあるのか、

今回、足のしびれが出たのははじめてか。

レントゲンを撮って、骨に異常がないか知れべます。

 

患者さんにとって、いい病院。いい先生とはどんな場合でしょうか

採血をしてくれて、きちんと説明してくれた。

原因がわかってよかった。

薬を出してくれた。症状が改善しなければまた見てくれると言ってくれた

 

レントゲンをとって骨には異常がないと言ってくれた。

痛み止めの薬を出してくれて、様子を見るように言われた。

 

近年、病院もサービス向上に努めています。

患者さんの要求に答えようと必死です。

 

そのため、

今日はどんな症状できましたか?

どんな検査してほしいですか?

お薬は欲しいですか?

 

など、患者さんに聞いてくれる先生もいらっしゃいます。

診断をするのが医者でしょと思う方もいらしゃると思いますが

 

サービス精神が過剰なためでしょう。

何事も相性があります。

良いコミュニケーションをとっていきましょう。

 

ドクターショッピングとセカンドピニオンの違い

患者さんが、よりよい医療を求めて

いろいろな医療機関を渡り歩くこと。

消費者が理想の商品を求めて複数のお店を

探し回る姿に似ていることから、こう呼ばれる。

 

たとえばA医院にかかった人が、

そこでの診察には満足できず、次にB医院を受診し、

同じ症状を訴える。

 

さらにそれでも満足せず、C医院を受診し、

そこでもまた同じ症状を訴える。

こうしてあちこちの医療機関を受診し、

どこへいっても満足しないまま終わる。

 

いわゆる、チルチルミチルの青い鳥症候群ですね。

 

セカンドオピニオンとは

現在かかっている医師とは別の医師の

意見を聞いてみる、ということです。

今の先生に、セカンドピニオンを受けたいと

相談してみてください。

 

検診は受けておきましょう

健康診断を受ける目的は二つあります。

一つは、重大な病気の早期発見です。

もう一つは、健康になるためです。

自分が健康であると自覚している人も、

何らかの病気が隠れている場合もあります。

 

病気は早く発見し、

治療が早ければ早いほど

治りも早いです。

ほとんどの人は

病気になって初めて医療機関を訪ねますね。

 

少し異常を感じる場合であっても、何となく怖い、

何となく忙しい、何となく無視している、

直視できない…と、いろいろな理由で、

進んで医療機関に行こうとはしないのが現実です。

 

是非、今年も健康のバロメーターと思って

検診をしっかり受けてくださいね。

 

まとめ

コミュニケーションは大事です。

相手が医者であろうと、誰であろうと

友好的な会話ができれば、

それだけで

満足がいくものです。

医者だから、わかるだろうではなく

先生にご自分の症状を、しっかり伝えましょう。

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